さて、岡崎南部編 後編をお届けします。
前編は歴史•自然を堪能しましたが、後編はグルメの旅です。
2回目の「だもんで」の際に、オカザえもんフィギュアは二七市にお邪魔しました。
二七市通りを歩いていると、おしゃれなカフェを発見。
その日は伺うことができなかったのですが、外に出ていたメニューに「稲垣腸詰店のソーセージを使用した」と書かれていました。
なんとも気になってしまい調べてみると、その腸詰店は岡崎市内にあるとのこと。
なので実際に行ってみることに。
これまた田んぼ道をちょっと進んで行きますと、黒い建物が見えてきました。
壁に「稲垣腸詰店」とあります。
やった、発見!と我々一行のテンションも上がってきます。
ほぼ毎回のことなのですが、この「だもんで岡崎!!」は突撃で行っています。
今回も突然お店に伺い状況を説明し、撮影をさせていただきました。
突然の訪問にも関わらず、温かく迎えていただき本当に感謝です。
なんともおいしそうな匂いでいっぱいの店内。
粗びきソーセージや焼豚、ベーコンなどどれもおいしそう。
私たちはソーセージに夢中になっており、お店がオープンするまでの流れは知らなかったのですが、岡崎信用金庫が発行している「おかしん VOL.701」にて店主である稲垣雄三さんがお店を開くまでの驚きの道のりを知ることができました。
この職人の道を選んだきっかけは、高山市で作られた1本のソーセージに魅せられたこと。
この味が忘れられず、ソーセージを作っていた工房に直談判をしに行き、3年間無給を条件に働くことに。その間、みっちりと修行し職人の技を学んだそうです。
その後、単身フランスへ渡り言葉も通じない中、「修行がしたい!店を紹介して」と紙に書き、市場で手当たり次第に声をかけていったのだそう。
誰も気に止めなかったそうですが諦めずに声をかけていると、一人の女性に出会い、彼女を通して老舗工房で3ヶ月間の無給住込みをすることになったそうです。
その後帰国し、2009年に岡崎でお店をオープンしたのだそう。
かなり簡単にまとめてしまいましたが、なんともかっこいい!
このお話を聞くと、こだわりを持って作られた商品一つ一つがよりおいしそうに見えました。
そんな稲垣さんの信条は「動けば変わる、呼びかければ応える」とのこと。
まさにそうやって道を切り開いてきた稲垣さんならではのお言葉ですね。
図々しいとは思いつつ、稲垣さんにおすすめのランチを聞いてみました。
せっかくだから、ここの商品が使われているお店に行ってみたい!とわがままを言ってみたところ、「risoriso plus kitchen」を紹介してくれました。
稲垣腸詰店のみなさま、ありがとうございます。
やった!と早速向かうことに。
白い外観で、とてもおしゃれなカフェ「risoriso plus kitchen」。
そのお店の前にはおしゃれな雑貨屋さんもありました。
稲垣腸詰店のソーセージとトマトソースを使った丼風のランチをいただきました。
とっても幸せなひと時。
みなさま、ぜひ一度ご賞味あれ!
と今回もお散歩を堪能したところで、第4弾を終わります。
次回もお楽しみに!
(M.K)
【各スポットへのアクセス】
岡崎市字恵源前58–1
定休日:月曜日
*risoriso plus kitchen
岡崎市美合新町15−6
定休日:火曜日